社会人対象キャリア形成プログラム -職場の労働衛生・健康管理セミナー【共催】を開催しました
2025年9月1日(月)・8日(月)の2日間で、「社会人対象キャリア形成プログラム –職場の労働衛生・健康管理セミナー」(全2回)を開催しました。
第1回では、日本医療科学大学 臨床検査学科の野寺 誠教授が「日本における労働衛生の動向と現状」をテーマに講演。業務上疾病率の推移等の統計結果を用いながら、職場におけるメンタルヘルス対応の必要性を解説し、従業員が相談できる体制づくりや衛生管理者の役割を説明しました。また、社会保険労務士であり同大学非常勤講師の小北 悟氏が、ストレスチェック後の職場の対応について話し、「ストレスチェックの結果は最高のプライバシーであるため、事業所に任せることが大切だ」と伝えました。
第2回では、十文字学園女子大学 食物栄養学科の古明地 夕佳准教授が「食から考える従業員の健康管理」のテーマに基づき、職場における健康経営の重要性を強調。朝食の欠食率の高さや野菜摂取量の不足等、近年の課題を数値で示したあとに、社員食堂の整備や研修会の実施など、職場でできることを紹介しました。後半は、株式会社 セキ薬品の榊 秋寿人事部長と対談し、健康診断結果の活用方法や特定保健指導の内容に関する質問に答えながら、詳しく説明しました。
2回の講義を通して、職場における従業員の安全や心身の健康管理に関する知識を身につける機会となりました。



















